ミステリー単編「遠隔偽証」

  • 2018.08.05 Sunday
  • 02:55





〜フィクションです〜






小学生の少年は、引っ越しで隣町へ。


少年の家は 藍染色を江戸時代から始めた名家。


さっそくお隣に挨拶に行った。




まず お隣のご主人が何をしているか尋ねた。



十数年前から藍染色で名を馳せた...... あれ?





同じような境遇なのだろうか?


偶然にしては気持ちが悪いので


挨拶程度の付き合いとなった。






数年後、


中学に入学するため 引っ越しすることになった。

新居は前とは異なる環境で前のお隣さんのことは忘れていた。






翌年、新居の隣の家から犬の声が聞こえた。


仔犬を飼い始めたようである。



隣人「スポッツ! おいで〜 」






ウチの犬と同じ名前である


気持ちが悪くなりお参りに行くことにした。





近所の神社の隣はカトリック教会で


とりあえず高校受験も合格するようにお参りをした。






中学卒業後、


高校は 他県で 寮に住むことになった。


引っ越しも完了し、近所の神社さんへ


恒例のように ご挨拶に。





その神社の隣は、ゴミの集積所で


ありえない光景に驚かされた。






寮に帰宅して、一応 隣の家を確認すると








なんと表札が 青年の 姓 であった。










先祖、教会、犬、そして 名前...... 隣人。



何がどうなっているのか 混乱し始めた頃、







母方の曽祖母が他界した。









彼女は 修道女だった。











数ヶ月後、 神社の隣のゴミの集積所は




綺麗な駐車場に舗装された。














青年は、最後まで 疑わなかった。











曽祖母の葬式で気がついたのだが、









教会の神父の名前が同じだった。














長年 付きまとっていた



メカゴジラが消えた日。














あとがき.......







ジーンズは Levi’s 










ただの 自分のルール。












I remember.


http://nu-chayamachi.com/sp/search/shop/?id=64













単編「ワールズエンドせんのかい?」

  • 2018.07.27 Friday
  • 23:55






〜フィクションです〜







愛犬の肉球を触ると くすぐったいらしく


さらに続けると 暴れた。





そんな日々を過ごすうち、


ラーメン屋でご飯を食べていると


レジで客がわめいているのを目撃した。






お金が足りなかったのか捨て台詞を吐いた。



ラーメン屋客「タダ飯食ってんじゃねえぞ!」







なんのことやら 払えずに怒鳴って帰ったのは



あの客なのに 嫌な八つ当たりと思った。








次の日、



愛犬と散歩していると周囲の目は冷たくなった。



本当に理由が不明で 誰かデマでも町内に流したのか 日々の生活が辛くなった。








そうこうしていると 町を台風が襲い


町内会で道路の掃除が始まった。




それでも 未だに町人の無視は続き


この街全体が ウイルスに侵されている気がした。







ある日、





北部の町と合同で

集会場で町内会が開かれた。


もちろん呼ばれていない。






議題は、市税が高く野党から 政治家を追い出すようなデモまがいな過激な町内会だった。






気になり 愛犬と散歩がてら 

集会場の前を見に行くと


ちょうど終演したらしく人が多数出てきた。






愛犬との散歩に気がついたらしく


ある参加者が愛犬を蹴飛ばし逃げて行った。





幸運にも愛犬は骨折などせず


打身程度だったので 


痛む愛犬を看病しながら 涙した。











次の日


北部で 大地震が発生した。












近隣の町工場は北部の会社の

下請けだったらしく








ほとんどの工場が 破綻し 町を去った。











その後、




工場の跡地は 建設ラッシュとなり






町は 好景気に沸いた。


















あとがき.......










台風 -> ウイルス-> デモ->  地震














「花咲か爺さんの話」








ビリケン ○   、 たむけん ✖











単編「チートの男」

  • 2018.07.23 Monday
  • 00:17






〜フィクションです〜








数年前、祖母が死去し 親戚から遺産目的で


家族が狙われると思い、



生前 ベルギー銀行の金庫へ 財産を隠した。







財産を狙う親戚は、手のひらを返すようになり


財産の行方を 聞き出そうとしたが


家族も金庫の場所は知らなかったのである。








祖母の財産を目当てにしていた


遠縁の親戚は 状況が逆立ちして




銀行から融資を止められ 


口座登録さえ 消された。







死後、数年が経過し 遺言通り 毎年、


家族に一定額の遺産の送金がはじまり








葬式にさえ来なかった親戚は


家族になりすまし ベルギー銀行で



遺産を掻っ攫う計画を練った。








渡航前、野党支持なのも封印し



生前の祖母の趣味趣向を徹底的に調査し




ベルギーへ向かった。









しかし、



親戚は 空港で取り押さえられた。




査証がおりなかったのではなく、








実は



 ベルギー王室御用達の職人であった祖母は





 前もって 



王室へ手紙を送っていた。






手紙には、親戚の情報とは



真逆の内容が書かれていたからである。










親戚は、窃盗未遂で逮捕された。










遺産は、既に 次の国へ 移動済み。











もちろん 今回も 家族は金庫の場所を知らない。


















あとがき......










予想外が 醍醐味。












アルゼンチンで開かれていたG20(20カ国・地域)の財務相・中央銀行総裁会議は、貿易摩擦の激化で経済のリスクが増しているとした共同声明を採択して閉幕した。

声明では、アメリカと中国やEU(ヨーロッパ連合)などとの間で激化している貿易摩擦を念頭に、「貿易の緊張の高まりなどで、世界経済が下振れするリスクが増大している」との懸念が示された。

そのうえで、「リスクを軽減するため、対話と行動を強化する必要がある」として、各国に対応を促した。

G20の会議に合わせ、麻生財務相は、アメリカのムニューシン財務長官と会談し、アメリカが検討している自動車の関税引き上げを行わないよう、あらためて求めた。

麻生財務相は「日本の立場を伝達し、日本の懸念が払拭(ふっしょく)されることを期待していることを伝達している」と述べた。

一方、ムニューシン財務長官は、「アメリカは保護主義ではない」と主張したうえで、貿易問題での孤立は感じなかったと述べている。

ムニューシン財務長官は「トランプ大統領は、自由で公平で、均衡がとれた貿易にする決意がある」と述べた。

また、互いに高い関税を課すことで、貿易戦争の様相を呈している中国との関係については、「トランプ大統領と習近平主席は、均衡がとれた貿易を目指すことで合意している」と述べるにとどまった。










(特別編) 単編「Enemy of Asia」

  • 2018.07.20 Friday
  • 00:04






〜フィクションです〜







2009年夏の ある日のこと。





男は、どうしても欲しいスニーカーがあり


開店前にスポーツショップに並んでいた。


すでに数十人の列ができていた。




数時間後、自分の番の直前に


前の女性の知人らしき男が割り込み 売り切れ


目的のスニーカーが買えなかった。






それから9年間、



職場や人付き合いなど


あらゆることに  割り込みが続いた。






しかも毎回 同じ顔のタイプなのである。






その不審者、いつも気性が荒く凶暴で


怒鳴り散らしてくるのである。



現れるたび 経済は暴落を続けた。







男は ノイローゼ状態になり


自殺を考えていた。











自害前に神社にお参りに行くことにした。







すると案の定、鳥居の前であの不審者の割り込み。







聖域にまで出現し 急に馬鹿馬鹿しくなり 



男は 自殺を思いとどまった。













翌日、



突然 あの不審者が消えた。











テレビをつけ ニュースを見ると







あの不審者に似た 建築会社社長の 男が









自殺をしたと報道されていた。
















後日、





他県で大災害がおこった。















あとがき......








(参照) 



ノーベル 文学賞受賞

作家ジョゼ・サラマーゴの小説


『複製された男』

(原題:The Double, 2002年













割り込むのは、毎回 同じ顔 🌴










単編「あんたにズッコンバッコン」

  • 2018.07.13 Friday
  • 08:34






禁止ワードを変えて表現しています。



「Fack」 = 「ズッコンバッコン」 

「Shit , bitch」= 「うんこさん」 

「Motherfucker」= 「カマキリ」 







〜フィクションです〜








刑務所にて男が壁を叩いている。



A「ズッコンバッコン ズッコンバッコン」


B「うんこさん!どうしたんだ」






Aは世間が自分を不自由にして


刑務所で身動きをとれなくしていると

考えている。




Bは答えた。


B「カマキリ!ブラザーを集めてデモをするべきだ! 看守は うんこさん!!」







囚人を集めて インドのガンジーのように

非暴力で看守の暴力に

対抗しようと言うのである。






そして すぐに彼の情熱は浸透し組織化した。






A「よく集まった 我がカマキリたちよ!看守たちの罪を世間に知らしめるのだ!奴らは 、う〜んこさ〜ん!」



囚人たち「うんこさん、うんこさん、うんこさん」










看守たちの非人道的な暴力は


無抵抗な囚人により強くのしかかった。







抵抗を続けたAは独房に放り込まれた。









食事も与えられず Aは独房で叫び続けた。



A 「ズッコンバッコン、ズッコンバッコン」












抵抗を諦めた囚人たちの食事の席に



Aの叫び声が鳴り響いた。







A「お前らにズッコンバッコ〜ン、うんこさん」










いつしか 独房から 



「うんこさん」の声が鳴り止んだ。




 








彼は 刑務所から自由になったのだ。















あとがき.......









なぜ彼は 自由ではないか?












= (例) 食事中に 「💩さん」











単編「迷子」

  • 2018.07.10 Tuesday
  • 02:54





〜フィクションです〜







派出所に 迷子のお子さんが来た。




泣いていて 何も話さないが


小学校低学年くらいで外国籍のようである。




母国語からわかりそうだが全く話さない。






まず 失跡届けを調べ 空港警察にも

連絡を入れた。





次に 本署から婦警を呼んで、なでしてみたが


駄目だった。








どうしようもないので 催眠療法で


あらゆる言語で話しかけてみた。







すると カンボジアやタイの言語に反応した。


すぐに大使館に連絡を入れたが

失跡届けは出ていないと返答。








密入国者の家族 なのだろうか?







数日が経過し、婦警に心を許し始めた。









子供は、家族が心中したことを説明し始めた。


突然、狂気に陥った 父が家族を惨殺し


自分は逃げたと言うのである。








父親の身元が判明した。



移民し 会社から独立を勧められた父が


騙されたことに気がつき、酒に溺れ


 一家心中を試みたようである。








子供の父はまだ生きていると言うのである。


そして 恐怖で話せなかったそうだ。










子供の父は



独立し 小さな製薬会社を破綻させた。

















あとがき.....










先日、およそ6兆8,000億円の過去最高の企業買収を発表した武田薬品が、新社屋をお披露目した。


そこには、国際競争を生き残るための、さまざまな工夫があった。

明るく広々とした、真新しいビルのロビー。

その中央には、豊かな水をたたえたオブジェがあった。










ここは2日、お披露目された製薬大手・武田薬品工業の新社屋。

東京・日本橋に、総工費およそ660億円をかけて建てられた、このビル。

独特の内装をデザインしたのは、さまざまな企業のブランド戦略も手がける、クリエーティブディレクターの佐藤 可士和氏。












佐藤氏は「生きる力っていうのをコンセプトにしているんですけれども、武田っていうのは、日本発のグローバル企業なので、その日本らしさみたいなことを、すごく考えたんですね。なので、今回は漢字を使っていまして、いろいろ、その漢字をもとにインテリアに展開した」と話した。












フランス出身の社長をはじめ、経営陣の多くを外国人が占める武田。

激化する国際競争で生き残るため、これまで培った独自の価値観を、この社屋を通じて世界へ広げ、未来へつなぐ狙いがあるという。

さらにこの新社屋、社員の働き方改革を支援するための、さまざまな工夫がなされている。











デスクが並んでいるすぐ横には、ソファが置かれていて、くつろげるようになっていたり、ちょっとしたスペースで会議もできるようになっている。


窓際には、打ち合わせやリフレッシュにも使える、オープンなスペース。

さらに、立ち仕事と座り仕事を自由に切り替えて、集中力をアップさせられるよう、上げ下げ自在のデスクを全面導入した。

そして、あえて「カフェ」と名づけた社員食堂。










ランチタイムはもちろん、それ以外の時間にも、さまざまな目的で利用できるほか、混雑緩和のため、トレーを置くだけで自動で会計できるシステムも導入した。

武田グローバル本社 プロジェクト責任者・福富康浩氏は「ここで働く社員が生き生きと仕事できること、それとここを訪れる海外の方も含めたお客様が、『武田って面白いね』とか『武田ってエネルギーがあるね』と、そういうふうに感じていただきたいということですね」と話した。











5月には、アイルランドの製薬大手・シャイアーを、およそ6兆8,000億円で買収することを発表している武田。

グローバリズムと老舗企業としての伝統、そのバランスをどうとるのか、武田の新たな挑戦が始まる。








................










「武田は、アホなのか?」



http://alan-smithee.com/?eid=5424









詩篇「夏の息吹」

  • 2018.07.01 Sunday
  • 22:02






〜フィクションです〜







梅雨も明け、アパートの隣の部屋から 


屁の音が聞こえてくると



今年も夏が来たのだと気がつく。









開けっ放しのアパート。


また今年も 蚊やゴキブリが

出てくるのだろうか?



首を吊る前に 蚊帳でも買いに行こうか。









今年は、


キッチン周りに ゴキブリが居なくなる


スプレーを蒔くことにした。










翌日、


警察官がアパートの呼び鈴を鳴らした。











隣のオッサンが行方不明になったらしい。













罪の意識に苛まれ



未来の私の生活が変わる気がした。

















あとがき........








日本の夏です 🇯🇵











わんこ カワイイ 🐶









単編「容疑者: 氷川大観 (横山きよしシリーズ)」

  • 2018.06.07 Thursday
  • 19:43





〜フィクションです〜







単身赴任が終了し 

横山きよしが自宅に帰郷すると


見知らぬ家族が住んでいた。




驚きすぎて 何者か尋ねると


「氷川大観と申します」..... とのこと。







きよしは、独身で 単身赴任中の自宅は

空き家だったはずである。


氷川家なんて、親類にはいないし

賃貸で勝手に自宅に住んでいるのか?





大家の連絡先を聞き出すと愕然とした。


「大家は、横山きよし」







身に覚えもない上、警察へ通報した。



不動産トラブルが多発していて

同様の事件の捜査線上に

為替(かわせ)不正の容疑者がいるらしい。






金融の「とばし」 が専門のブラック企業。


柴又の大手電機メーカーも

証券取引で被害を受けたようである。




手口は、簡単。


名を語り 他人にものを

勝手に貸し付け 利益を得る。








刑事は 被害者を無作為に

選んでいることに疑問を感じていた。



「横山きよし、氷川大観....... とばし....。」






犯人は、パズルのように電話帳で

調べているスパムまがいではないだろうか?









横山きよしは、母校である

関成(かんせい)大学で教鞭をとっている

同級生に相談を持ちかけた。








学内受付に尋ねると



あの教論になった同級生は行方不明になっており









職員室には、












彼のメガネだけ残され、






もぬけの殻だった。



















あとがき.........









やすし の せいせん  👓











家族万引き











単編「その男、横山きよし」

  • 2018.06.07 Thursday
  • 14:01







〜 フィクションです〜







横山きよしは、ごく普通のサラリーマン。


それほど目立たないが 大事な時に活躍して

周囲からは重宝がられた。



別に社内にも 敵がいるわけでもなく

かと言って、味方が多いわけでもない。







横山きよしは、最近


つけられている気がしていた。






監視されているというわけではなく、


巨漢の虚無僧のような男に心を覗かれている

気がするのである。





この感覚は、入社直後にも感じたことがある。

あの時は、たしか 会長が退任した転換期。






何食わぬ顔をして、あの時を演じていれば


社内の派閥問題に遭遇しなくても良いと考えていた。







そんなある日、






ポカをして 退職させられた元社員が


泥酔状態で会社に乱入してきた。


手には、灯油の一斗缶とライターを持っている。






「会長を出せ」と わめき散らし、

「俺が経営者だ」と狂言まで.....。

数時間後、会社はマスコミに取り囲まれた。



社内は、大混乱で警察車両も到着し

騒然となった。







あの虚無僧のイメージ通りの巨漢である。










逃げ遅れた 横山きよしは、

犯罪者と化した元社員について 知っていた。



たしか、合コンに1度同席し


相手女性の膝にお酒をこぼして 

女性陣に総スカンを食らった思い出。











突然、悲鳴が周囲に轟いた。





犯人の一斗缶が洋服に溢れ 自ら引火し









元社員は、 火だるまと化した。




















その日の外は、雷雨だった。









後日、


会長は 引退した。




















あとがき.......









横山きよしさんの冒険シリーズ。


関連作品「容疑者: 氷川大観 (冤罪劇)」











ホラーです。










単編「分裂風邪」

  • 2018.06.01 Friday
  • 02:26





〜フィクションです〜






病院で精神疾患の患者が自殺をした。



書き残されたメモには、


「虫が寄って来て、世界が歪んだ」と....。





無口な患者で アル中でもなく


それほど重度の精神疾患ではなかった。







定年退職前の履歴がカルテには

記載されていなかった。



家族もなく 保険調査員は、処理に困った。




まず 彼の定年前の職場を探し

情報を得る必要があった。



住居の周辺住人への聞き込みも

誰一人、存在さえ知らないとのこと。






看護婦の記憶だと、病室で深夜まで

タブレットばかり使っていたらしい。


しかし、自殺前夜にタブレットは破壊され

燃やされていた。







書き残された 「虫が.....。」


虫というのは、

コンピューターウイルスではないかと

気がつき始めた。





どう考えても 彼は精神異常ではなく


まるで病院へ 避難し

逃げ込んでいたようにも感じた。








保険会社へ 大使館員を名乗る人物が

あの男について事情聴取に訪れた。







こちらの方が調査に困っているくらいだが


どうやら 外交特権で

こちらからは質問はできないらしいが




推測では.....









世界的なハッカーが国防総省へ




攻撃を企てていたようである。




自殺者は世界的なハッカー。










目を疑ったのは、





手配書の顔が  別人であった。










翌日、



自殺者が所有していた住居が



火災に見舞われた。














数週間後、




保険調査員は



ワシントン支局へ  移動を命じられた。















あとがき.........








富岡八幡宮殺人事件


映画「十誡 (1923版)」











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