短編「おしはらい」

  • 2023.12.29 Friday
  • 22:29









〜フィクションです〜









気が狂う寸前の状態の男。


これがホラー映画で見る呪いなのか?




強烈な寒気で閉所恐怖症のような視界。


歩いているだけで強迫観念の地獄。






男の高校が寺だったこともあり


引きこもりの強迫観念を振り払い


勇気を出して


寺にお祓いに行くことにした。






道中もお化けだらけの試練。







高校時代の寺に到着し、勇気を振り絞り


ことの次第を震える声で僧侶に説明した。




僧侶は、お祓いをすると承諾したので


男は、少し心が晴れた。







僧侶は、手を差し出した。




男「え?何??」








お祓いの代金が必要だと言うのである。


まあ そりゃそうだと思ったのだが




財布のお金を確認すると


急いで来たので 10円足りなかった。








急を要していたので、膝をついて



高校の頃の先生などの説明で懇願したのだが




10円足りないので帰宅を促された。








僧侶は、泣き崩れる男を


冷酷にも 寺から引きずり出した。












絶望を感じ、帰り道


神社で涙を流して 無心でお祈りした。




家に着くと


心身ともに 疲れ果て、すぐに眠りについた。













翌朝、






嘘のように呪いが消えていた。











それから 男は、感謝を込めて




神社へ お詣りを続けた。





















あとがき……










7000円くらいだったと思います。










「6990円」















「裏切らない心」











短編「すんでいない幸運🤞」

  • 2023.12.29 Friday
  • 19:50







〜フィクションです〜






車を運転していると、


前の車両がバイクを跳ねて、ライダーは


宙に浮いてガードレイルに弾き飛ばされた。





血だらけのライダーは瀕死状態。





急停車して、救護に向かった。


ガードレイルの向こうは、大きな神社。






男は 医療学生でもあり、


完全な対応したところで救急車が到着し


涙を流してる被害者は無事、運ばれていった。




駆けつけた警察官は、後ほど


表彰状を郵送するので住所などを聞いてきた。








数日後、



男のSNSに、


「人殺し」呼ばわりする書き込みがあった。


謎に 意味不明だと思ってたのだが

近所も男を不審者 扱いし始めた。






数ヶ月が経過し


嫌がらせが続き、あの時のことを思い出した。




1:被害者の男は、作業着を着た工事作業員。


2:左小指が無かった。


3:警察から表彰状は届いていない。


4:救助したのに轢き逃げ犯のような扱い。


5: 轢き逃げ車両は、白のセダン。


6: 救護中、他の走行車は誰も助けなかった。







住みにくいので、


男は引越しすることにした。











その直後、




神社周辺で 事件が多発した。








その後、



飛行機が墜落。










乗客の ほとんどが死亡。















あとがき……









Ghost Protocol の序盤 🚗














あの時の予想は、


なりすまし がいたという感想。















「マラソンマン」












短編ホラー「蔵うどん」

  • 2023.12.27 Wednesday
  • 21:21






〜フィクションです〜







祖母が他界し 葬式が終わり


家でのんびりしていると







ドアが壊れるほど叩く音が聞こえた。


門に向かうと知らないお婆さんが



「帰ったぞ〜」



と ドアを叩きすぎて



手が 血だらけで叫んでいた。









警察に通報し、


後日 痴呆症で家を間違えたらしい。


ご家族は、深く謝罪をしていた。





まるで体を借りて祖母が


戻って来たように思えたが


祖母は上品で、そのような行動は


決してとらない。








ある日、家族が親戚の家に集まるのだが


仕事が終わらず


今夜は 家に一人で過ごすことになった。




家に到着すると


部屋に電気が灯っていた。



そーっと中を伺うと




あのお婆さんさんが くつろいでいた。



 



窓ガラスが破られていたので


そこから 侵入したのだろう。




あの時の凶暴な感じを考えると


再び通報することにした。







数十分後、警察が到着すると










中で 他人のお婆さんは











亡くなられていた。














数年後、





母が精神病院に入院した。






入院直前、刃物で息子を襲った。

















あとがき……










参照 映画「蔵の中」
















それから20年後、
















謎が解けたんです。



マクベスの死後、

まだ なりすます他人。











短編 「推し」

  • 2023.11.26 Sunday
  • 23:57





〜フィクションです〜








推しのアイドルに励まされ


アイドルのYouTube配信で


1年間スパチャし続けた男性。







その男性、生き甲斐なく憂鬱だった生活が


推しのおかげで青春が蘇った。








彼の出費は、人生で大したことない。


Quality of Lifeの向上は

お金で買えないからだ。









そんな ある日、


メンバーシップだけのオフ会のお誘いが来た。






彼は初対面の機会に心が躍った。











オフ会当日、




神妙な面持ちの推しのアイドルが


重い口を開いた。






この数ヶ月、SNSで悪口を書いてる


メンバーがいるらしく


そのアカウントがその男性だと言うのである。







そんな事、ありえないし


毎回、応援とスパチャをし続けていた。







しばらくして 男のアカウントが特定され


座席に向かってきて胸ぐらを掴まれた。






思いっきり罵倒され


そのまま会場から警備員に叩き出された。








会場の外で男は、放心状態で


ゆっくり逆回転で スローで記憶が蘇った。



私は誰かと間違われている。









「もう私はお終いだ。」








束の間の青春が いじらしく


良い思い出になったじゃないか。


彼女は、自力で きっと成功する。









と 自分に言い聞かせて、












男は海外へ引っ越した。














男の職業は、世界的 プロモーター。






















あとがき……










お金では買えない能力













🎣

















来年は、辰年 🐉











短編: 「フェイクチケット🎟️」

  • 2023.11.10 Friday
  • 23:53





〜フィクションです〜








コンサートの公演日、


意外と前方席のようなので 入場中


ワクワクしていた。






しかし、私の座席に別人が座っていた。


何度も何度も確認したが 間違いなく


私の座席だった。






隣の席と間違えてるんだと思い、


思い切って聞いてみた。



すると詐欺師を見るような目で、


チケットを見せつけ、間違っていないと


怒られた。







状況が理解できず、警備員とプロモーターに


話しかけ あの座席の人物に


どう言う経緯なのか 聞いてもらった。





30分後、私の席に座っていたあの人物の


チケットは、偽造チケットで


入場時に見過ごしていたそうだ。







退場を促すと、怒号と共にブチギレた。


暴れる偽チケット客を取り押さえたのだが



可哀想に思ったプロモーターは、


当日券を特権で 優先的に譲ると交渉した。







しかし後方席なので、嫌だと怒鳴り散らした。


押さえて退場させた瞬間


取り押さえている腕を払いのけ 逃げ出し、




手持ちのジッポライターの


オイルをタオルに染み込ませに火をつけ


ステージに投げ入れた。







開演前のステージは、



火の海となり 公演は中止となった。








その人物は、逃走中。


事情聴取で警察署に同行した。

刻一刻と動向が無線で聞こえるのだが





どうやら 逃走犯は 


無人の郵便局に立て籠ったらしい。







交渉内容は、


偽チケットを売ったダフ屋を直ちに


呼び出し謝罪させろとのこと。



(ダフ屋= 偽BIGプロモーター🚙)








署内では、そのダフ屋の行方が判明し


香港返還から日本に移住する

特殊詐欺グループに所属している男らしい。




某 大手通信会社の巨額詐欺に絡む別件で


刑務所に収監されている。








人質もおらず、騙したダフ屋を呼べば


投降を約束するので突入せず




刑務所からダフ屋と


電話で話しをさせることになった。





(特殊な譲歩なので隠密に進められた)










通話がおわり、放火犯は 投降した。



そして事件が解決した。













数日後、




ダフ屋は刑務所で囚人服をロープ状にして




首をくくった。











中国で地震がおこった。





















あとがき……










短編「名残り」


http://alan-smithee.com/?eid=8252














私なら帰ります。

この世の アホすぎて 🍫

















Mix ' CHEAT '
58:51


1: Our Crown by Josh Milan
2: B3B4URD1 by Soulphiction
3: Fake I.D by Riton, Kah-Lo
4: Tiptoe by Trevor Lawrence Jr. ,DJ Spinna
5: Special Love by Jestofunk, Jocelyn Brown, Micky Moore, Andy Tee
6: I wonder by Sean McCabe, Nathan Adams, Louie Vega
7: Butterflies by Zepherin Saint , Miranda Nicole
8: The Day by Bobby D'ambrosio, Michelle Weeks, J paul Getto
9: Get Down by Todd Terry All Stars, DJ Sneak, Kenny Dope, Tara McDonaldo, Terry Hunter
10: Howling by Howling , AME
11: Beautiful Escape by Tom Misch, Zak Abel



https://www.mixcloud.com/propmaster/cheat/










短編 「名残り」

  • 2023.11.08 Wednesday
  • 00:12






〜フィクションです〜








住吉太郎は、

近所が引っ越ししてることに気がついた。


どうやら地上げ屋が横行していて

ついに自分の住居にも嫌がらせが始まった。




この住居は、先祖が昔から住んでいた土地。





地上げ屋は 住吉会系の暴力団だと

引っ越し前の近隣住民から聞いた。


組長は、近隣県にいて

部下に 追い出せないなら


家に火をつけてこいと命じてるらしい。







さすがにそこまではしないと

思っていたのだが


家が停電になり、

翌朝 ブレーカーが

破壊されていることに気がついた。





警察に相談したのだが、

物的証拠がないので動けないと言われた。








数日嫌がらせが続き、


ついにインターフォンがなり

住吉会系暴力団が家に乗り込んできた。







怒号で煽られ怯んだが


まるで自分ではないような人格が

現れてこう言った。





(1) 住吉太郎:

「神棚のないヤクザに

仁義なんてあるんですか?」



(2) 住吉太郎:

「ましてや 住吉会系が 

住吉の私に攻撃するんですか?」







と言い放った後、


ヤクザの携帯が鳴った。




そして突然、ヤクザは 青ざめて走って 

その場を去った。








翌朝の新聞によると








組長が心筋梗塞で急死し








幹部がピストルで頭を


撃ち抜いて自害したそうだ。















その後、住吉太郎は




勤め先で重役に昇進した。


















あとがき……









間違わないように
















ご注意ください。














これまでの


あらすじをまとめた内容です。


















バイバイ👋




AKIRA終了












短編: 「おんねん」

  • 2023.10.26 Thursday
  • 16:53






〜フィクションです〜







いつも勝負すると


心を読まれるように負ける隣町の相手がいた。





正直に生きている分、嘘がつけない性格。


負け なれ があるくらい。







ある日、いつもの隣町のアイツが


お前は運が悪いから負けると言ってきた。



さらに   お前は地球のゴミで



全ての犯罪は、お前が原因だと罵って来た。










私が悪いのか?








じゃあ迷惑になるなら反対に生きよう。










次の対戦の時、



全てを反対の攻め手に変えると


大勝利した。











その翌日、



隣町は 大火災が発生し




街が消えた。





ごみ収集所からの不審火。













あの男は、焼死し









死後、


犯罪に加担していたことが判明した。


















あとがき……











他人に運勢を語られるのは、


自由ではない。













「人生は、自分で切り開くこと」




サポートは、人情。












EX)







ああ そういうことね。
1年間の負傷パターン。


「うし蛙 バクチク🧨」やろ?



👮











#狙わせる
#負傷
#返り討ち全滅
#他業種の敵なし優勝












短編「塀の中の懲りない動機」

  • 2023.10.10 Tuesday
  • 10:56








〜フィクションです〜







刑務所内にて



詐欺罪で入所した男は、食事中に


無期懲役30年目の罪人と話をした。







無期懲役の男:

「出所できるなら、なんでもする」


新人の男:

「何したら出れますかね?」



無期懲役の男:

「人殺そうが、国潰そうがなんでもする」






新人は、

さすがに この人は無期懲役だと思った。











ある日、

あの無期懲役が移送される噂を聞いた。



なんでも…遠隔から破壊工作に

関与していたそうだ。







供述は、国の中枢を混乱させて


脱獄しようとしたらしい。








もうあの人は、人間ではないのだろう。


生命本能ではなく、

強欲が生きる糧となっているのだと思う。









しかし、移送前に


変死した。













囚人服で首をくくったそうだ。



しかし明らかに変だと思った。


彼は、とんでもない強欲な生存意識……。










数日後、新聞報道で







自殺した無期懲役の囚人と



同姓同名の犯人による







爆破テロ事件がおこった。




















あとがき……












理由なんてどうでもよく


刑務所(金融刑務所含む)から














出たい犯行動機

















基本プロット


花咲か爺さん(こぶとりじいさん )








短編「YouTuberの奇跡🎸」

  • 2023.09.16 Saturday
  • 13:31







〜フィクションです〜






あるYouTuberが事故物件の

動画を上げることにした。


しかし、現地にスタッフが遅れYouTuberが

3時間一人で待機することになった。


重苦しい雰囲気だが、買ったばかりの

アコースティックギターを

車に乗せていたので、待ち時間 

チューニングすることにした。





弾いていくうちに、

壁がカスタネットのように

ラップ現象していることに気がついた。







なんか お化けとセッションしているようで

楽しくなって、車に積んだ

エレキギターとアンプも持ち込み


「未知との遭遇」との演奏を始めた。








しかし、演奏続けていくうちに

脳天に降り注ぐような高音が襲い、

男は、視界が暗くなり 気絶した。







目が覚めた時には、

自宅の貧乏アパートだった。


撮影クルーが自宅まで運んだそうだ。





そんな罰当たりな超常現象の後、


レコード会社からメジャーデビューの

話が来て 配信回数が鰻のぼりに……


一気にスターダムに駆け上がった。






そのYouTuber の奇跡を聞きつけた

いじわるYouTuber が同じように


派手な演奏したのだが、


翌日、呪われた。



一文なしになり、離婚、

そして重い病気で入院した。


今も彼は、

後遺症に悩まされている。









数年後、


観光名所化してきた事故物件は、

老朽化で取り壊されることになった。





恩義を感じた成功したYouTuberは


あの事故物件で

無料ラストライブを計画した。






ライブ前日、


集中豪雨で雨漏りや損壊で中止となった。


雨が上がり老朽化した

事故物件が取り壊された。











今も、あの時のギターは


YouTuber と暮らしている。





相変わらず演奏が楽しい 、あの関係。

















あとがき……









ビンテージ楽器大好きです❤️













箱入り息子 📦



🍏











短編「出稿」🚢

  • 2023.08.29 Tuesday
  • 01:34






〜フィクションです〜






作家は、次作のアイデアを求めて旅に出た。


有名作家であるがゆえに、


この旅行は出版社にも伏せていた。






電車を乗り継ぎ、目的地に到着すると


様々なアイデアが生まれた。



すぐに前編と後編、2つに分けて


原案をメモ書き記した。






旅行先の


ドッグレース会場を見つけたので

開場まで並んでいた。


すると整理番号順で16番だった。

列は整理されておらず


がさつな酒に酔ったような男が

前に割り込んだ。



おそらく15番以降の人だと思ったのだが

14番の女性をナンパし始めていた。





嫌でも話が聞こえるのだが

実は自分と同じ街から電車を乗り継いで

来たというのである。


地元の恥を感じた。


しかも 宿もなく14番のレディースに

ちょっかい かけて泊めてくれと懇願。




整理番号順に並ぶと


あの男は、私の後ろ 17番だった。





じゃあ コイツは、

地元からつけてきたのか?


偶然で こんなに番号は 接近していない。






ドッグレースは終了し会場を見渡すと

アイツの姿は消えていた。


ホテルに帰宅し鞄を開けると

前編のメモ書きが消えていた。


何かの拍子に落としたと思ったが就寝。








翌日、新聞を見ると


コラムに どう読んでも前編のメモ書きの

パクリが掲載されていた。


ドッグレースのコーナーを曲がり

ゴールする描写が全く同じだったからだ。






前にもこういうことがあり

出版社に連絡し 新聞社に

問い詰めてもらうと、


何と社員の中に内通者がいて

ライバル出版社から新聞社に

横流ししていたそうだ。


何も知らなかった新聞社は

翌日の朝刊に謝罪広告を約束してくれた。








しかも、行きの列車で通路を跨いで

アイツは ずっと座っていたそうだ。


これから

出版社の社員がすぐに宿泊先に

向かうというのである。







なぜなら


帰りの電車も 通路を跨いで


別の泥棒担当が後編を盗む


予定だからだそうだ。







明日の新聞謝罪の前に帰宅列車で


現行犯逮捕するストーリーが


描かれることになった。








ストーリーは、生きているように


ミステリー小説に変更することにした。











小さな原案で 大きな魚を釣るように、












足が攣るのではなくて………
















あとがき……










「最後の聖戦やろ!」

















破防法 ⚖️


http://alan-smithee.com/?eid=8193













新聞社の謝罪 🇪🇸
















検証から











優勝できた実力があったと思います。















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