短編「推理小説家を探して」

  • 2018.04.07 Saturday
  • 02:54





〜フィクションです〜





巷では、大ベストセラー 「弟の嫁」という


推理小説が大ヒット。





しかし 作者は明かされていない。


ノーベル賞候補の話題まで持ち上がり


論争は、過熱するばかり。





あとがきに書かれた文章から


作家は 女性であるとの報道。






出版社のインスタグラムにも 作者から


女性的な写真が掲載され 人気は絶大に。







本のストーリーは、弟が愛人を殺害し


逃亡するのだが 焦点は 

残された妻の鬱病との戦いがテーマ。








ある日のこと、


書店祭りに 謎の作家が現れるとの


未確認情報が流れ


記録的な人だかりが集まった。






見本市のような巨大な会場では


人々が 犯人探しのように 作家の特定を試みた。






大きな黄色い声が聞こえれば 

人だかりが増え、


まるで 寺のお札取りにように

もみくちゃにされた。





中には 中年の男性が 女性ファンに


押されて殴られ 、あげく罵倒されていた。


額から血を流し、警察まで出動する始末。


(人混みでセクハラ騒動だそうだ。)









そして

イベント終了後も謎の作家のままであった。









後日


出版社から声明が発表された。









あの作家は、


もう文筆を出版しないとのこと。












それは、




ファンが 

弟の愛人に思えたから.....だそうだ。









署名された原文は、




まるで 流血のような 走り書きであった。
















あとがき........







作家さんの話、ミザリーではありません。









http://alan-smithee.com/?eid=5318










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