短編「出はなを挫く」

  • 2018.04.14 Saturday
  • 10:34






〜フィクションです〜






桜は、念願のお店をオープンすることになった。


節約してDIYな手創りの小さなお店。




小さいがゆえにネットショップと並行して営業。

つまり店舗は、小さなショールームなのだ。






ある日のこと、


いつも通り ネットショップを確認すると

別のお店がアドレスを使っていた。






問い合わせると更新日に引き落としされず

アドレスが 即日 他人のものになったと言うのだ。



仕方なく 別のアドレスに変えることにした。


ちなみに アドレスの購入者は

オーストラリアのブーツ店だった。









さらに数日後、




注文を受けて発送した購入者が

詐欺だったらしく、警察沙汰になった。


決済を請け負った信販会社は購入者の支払いを桜に肩代わりさせた。






身に覚えのない返済なのに 警察も 保険会社も

桜を助けようとはしなかった。




商品も、詐欺の代金もWで被害に遭い 

桜の店は閉店に追い込まれた。








桜は、人嫌いになりそうだった。









再び

穏やかな生活になり始めた頃、



店をしていた頃に仕入れた丸い時計が


遅れて 届いた。








しかし中身は、四角い時計だった。








差出人はオーストラリア人だったが




返品するどころか


気力も消え 桜は 開封さえしなかった。















数週間後



オーストラリア近辺で大地震がおこった。














8年後、




桜は 自分のための 時計を買った。














あとがき.......










「なんじ 人のものを盗むなかれ」












参照 : 弟の嫁












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