単編「分裂風邪」

  • 2018.06.01 Friday
  • 02:26





〜フィクションです〜






病院で精神疾患の患者が自殺をした。



書き残されたメモには、


「虫が寄って来て、世界が歪んだ」と....。





無口な患者で アル中でもなく


それほど重度の精神疾患ではなかった。







定年退職前の履歴がカルテには

記載されていなかった。



家族もなく 保険調査員は、処理に困った。




まず 彼の定年前の職場を探し

情報を得る必要があった。



住居の周辺住人への聞き込みも

誰一人、存在さえ知らないとのこと。






看護婦の記憶だと、病室で深夜まで

タブレットばかり使っていたらしい。


しかし、自殺前夜にタブレットは破壊され

燃やされていた。







書き残された 「虫が.....。」


虫というのは、

コンピューターウイルスではないかと

気がつき始めた。





どう考えても 彼は精神異常ではなく


まるで病院へ 避難し

逃げ込んでいたようにも感じた。








保険会社へ 大使館員を名乗る人物が

あの男について事情聴取に訪れた。







こちらの方が調査に困っているくらいだが


どうやら 外交特権で

こちらからは質問はできないらしいが




推測では.....









世界的なハッカーが国防総省へ




攻撃を企てていたようである。




自殺者は世界的なハッカー。










目を疑ったのは、





手配書の顔が  別人であった。










翌日、



自殺者が所有していた住居が



火災に見舞われた。














数週間後、




保険調査員は



ワシントン支局へ  移動を命じられた。















あとがき.........








富岡八幡宮殺人事件


映画「十誡 (1923版)」











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