単編「続: 静かなるオカルト(仮題)」」

  • 2018.05.19 Saturday
  • 07:24





〜フィクションです〜







高校時代の同級生が歌手になり


コンサートがあるらしく公演チケットが送られてきた。



手紙がそえられていて、過激なファンに脅迫されている悩みが書かれていた。






公演当日、


用意されていた座席は最前列付近で 特に熱狂的な親衛隊で固められていた。



なぜか 新人の親衛隊に間違われ

写真撮影など 応援の雑用を否応なしに

命じられた。







馬鹿馬鹿しくなってきた頃、気がついた。


このジャッカル達は私を同性愛者だと......。








どうせなら このまま同性愛者のフリをして

友人を狙う殺し屋を探してやろうと決意した。









公演が始まり、中盤で


不審な行動をとるジャッカルが目に付いた。



手元には、3Dプリンターで作られた銃らしきものを手にしている。









すぐに警備員に大声をだしたのだが、

スピーカーの大音量で聞こえないようである。





仕方がないので 銃らしきものを取り上げようと手を伸ばすと 容疑者は 人混みへ逃げていった。






公演終了後、


友人の歌手の楽屋へ向かい事の起こりを説明し


 一緒に会場を後にした。







その直後に 






あの不審なジャッカルが忍び寄り


友人の喉元にナイフを切りつけ





現場は血だらけになり、犯人は 逃走。












友人は、声を失った。










外は 洪水になるほどの 





豪雨が続いた.......。

















あとがき.........









参照: 静かなる叫び
















ブレードランナー 龍兄虎弟


https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%A0/%E9%BE%8D%E5%85%84%E8%99%8E%E5%BC%9F













単編「けなげ」

  • 2018.04.29 Sunday
  • 07:32





〜フィクションです〜






救急病院に轢き逃げに遭った男が

搬送されてきた。



男は記憶喪失のようである。





突発性の記憶障害なのだが身元を

確認できるものがなく


わかっているのは、

体に彫られた刺青だけであった。






聖母マリアの反対側に三角形の

枠の中に名前らしきものが彫られていた。


「Love Sado」と.....。





佐渡なのか? 外国人の名前なのか?


とにかく 姓名不明、地名なのかも不明のまま

警察に捜査依頼することになった。







記憶喪失の男は、自分の「哀れさ」に

悲観にくれていたが


優しい警察官は その「健気さ」に

美しさを感じた。








気になるのは、もう1つの入れ墨。


神社で手を洗う道具のような

イラストが描かれていた。





女性捜査官は、閃いた。


それは 茶道の道具!









すぐに静岡県警と京都府警に連絡をし


25分後、身元が判明した。








男は、茶道の家元で 茶会が開かれる直前に


行方不明になっていたそうだ。







しかし、




身元が判明したのだが










男の記憶は戻らなかった。












女性捜査官は、男に不信感を抱いた。


















あとがき.......








UZI 密売のような 逆立ち。












身元不明者を歯科医が鑑定。














困るのは、「なりすまし」。




M 4.5 - 29km 

WSW of San Martin, 

Argentina

2018-04-28 20:49:57 
UTC 33.193°S   68.754°W













短編「出はなを挫く」

  • 2018.04.14 Saturday
  • 10:34






〜フィクションです〜






桜は、念願のお店をオープンすることになった。


節約してDIYな手創りの小さなお店。




小さいがゆえにネットショップと並行して営業。

つまり店舗は、小さなショールームなのだ。






ある日のこと、


いつも通り ネットショップを確認すると

別のお店がアドレスを使っていた。






問い合わせると更新日に引き落としされず

アドレスが 即日 他人のものになったと言うのだ。



仕方なく 別のアドレスに変えることにした。


ちなみに アドレスの購入者は

オーストラリアのブーツ店だった。









さらに数日後、




注文を受けて発送した購入者が

詐欺だったらしく、警察沙汰になった。


決済を請け負った信販会社は購入者の支払いを桜に肩代わりさせた。






身に覚えのない返済なのに 警察も 保険会社も

桜を助けようとはしなかった。




商品も、詐欺の代金もWで被害に遭い 

桜の店は閉店に追い込まれた。








桜は、人嫌いになりそうだった。









再び

穏やかな生活になり始めた頃、



店をしていた頃に仕入れた丸い時計が


遅れて 届いた。








しかし中身は、四角い時計だった。








差出人はオーストラリア人だったが




返品するどころか


気力も消え 桜は 開封さえしなかった。















数週間後



オーストラリア近辺で大地震がおこった。














8年後、




桜は 自分のための 時計を買った。














あとがき.......










「なんじ 人のものを盗むなかれ」












参照 : 弟の嫁












短編「推理小説家を探して」

  • 2018.04.07 Saturday
  • 02:54





〜フィクションです〜





巷では、大ベストセラー 「弟の嫁」という


推理小説が大ヒット。





しかし 作者は明かされていない。


ノーベル賞候補の話題まで持ち上がり


論争は、過熱するばかり。





あとがきに書かれた文章から


作家は 女性であるとの報道。






出版社のインスタグラムにも 作者から


女性的な写真が掲載され 人気は絶大に。







本のストーリーは、弟が愛人を殺害し


逃亡するのだが 焦点は 

残された妻の鬱病との戦いがテーマ。








ある日のこと、


書店祭りに 謎の作家が現れるとの


未確認情報が流れ


記録的な人だかりが集まった。






見本市のような巨大な会場では


人々が 犯人探しのように 作家の特定を試みた。






大きな黄色い声が聞こえれば 

人だかりが増え、


まるで 寺のお札取りにように

もみくちゃにされた。





中には 中年の男性が 女性ファンに


押されて殴られ 、あげく罵倒されていた。


額から血を流し、警察まで出動する始末。


(人混みでセクハラ騒動だそうだ。)









そして

イベント終了後も謎の作家のままであった。









後日


出版社から声明が発表された。









あの作家は、


もう文筆を出版しないとのこと。












それは、




ファンが 

弟の愛人に思えたから.....だそうだ。









署名された原文は、




まるで 流血のような 走り書きであった。
















あとがき........







作家さんの話、ミザリーではありません。









http://alan-smithee.com/?eid=5318










短編「怪奇バタン」

  • 2018.03.30 Friday
  • 15:39






〜フィクションです〜






よく晴れた土曜日の春の日、




隣のマンションに清掃員が入っていった。


プロの清掃員ということもあり 、

掃除の音が聞こえた。







しばらくして、車のドアを大きく閉める音。


清掃道具でも変えているのだろう。






が しかし、



「バタン...バタン....バタン.....バタン....。」






窓ガラスが割れるほどの


車のドアの開け閉めで


10秒刻みで1時間 その行動は続き、






毎週土曜日の午後  半年間、


その謎の行動が続いていった。








あまりに気持ちが悪いので


清掃風景をスマホで録画してやろうと考えた。





現れた車はワンボックスカーで、


二人の清掃員が車から現れ、



一人が清掃中に


相方が 車の開け閉め を始めた。







年齢は、60歳くらいで低身長な肥満型 、


髪の毛は薄く 東南アジア系にも思えた。




その行動は、まるで


操り人形のようで不気味そのものだった。









まるでもぬけの殻のように無心で


車のドアを思いっきり 開け閉めを し続け




相方の清掃員が完了すると


大仕事をこなした勢いで 他の現場へ向かった。








翌週、相変わらず 


怪奇バタン現象が始まったのだが







ついに



私の住むマンションの上階の住民が


ベランダから 「うるさい!」と怒鳴りつけた。








すると 清掃を辞め


逃げるように去っていった。







翌週から 騒音は無くなり


清掃員も変わったようだが、













向かいで建築工事が始まり




新たな怪奇バタンが始まった。
















その後、



水道下水工事は異常な回数が続いた。















あとがき.......









何だったんでしょうね?









わけがわかりませんが......。









「国有地? なんですかそれ。」










バタン教とか カルト宗教 なのかな。



受験も大変でしたね。







「絶好調、絶好調、絶好調、絶好調、.....。」









短編「1/11のユートピア」

  • 2018.03.27 Tuesday
  • 23:47





〜フィクションです〜







芸術大学の入学式も終了し



デッサンのゼミが行われた。







最初の顔合わせもあり 11人の生徒たちに



好きなデッサンを 書かせてみた。







前半と後半で 2回 書かせたのだが


一人の生徒が 前後半でクラスメイト二人と


同じ絵を描いた。








好きな絵なんて 何億通り以上 


頭に描けるはずだが







なぜ一人の生徒は 



前半に 生徒A、後半に 生徒Bと


同じ絵を描けたのか?








最初の授業なので



こっそり 覗いて 真似たのだろうか?










その生徒は、一体 何者なのか?














不思議なことに



真似られた生徒AとBは、








失語症の傾向があった。










先生は、



三人が消えたようなゼミに感じた。















あとがき........









答えは、裏切り者。











参照: 「3/25 滑狼 in グランド花月」











原因の考察


「カミ  ニホン ナイ  (<-> 偉大なり)」



http://wwws.warnerbros.co.jp/monsterz-movie/mobile/index.html










= 「Stap細胞は、ない!」











短編「生きている音楽」

  • 2018.03.23 Friday
  • 00:06







〜フィクションです〜







音楽の時間、悪ガキグループは

流行りのラップに夢中で

身に入らない。



質問をしても ラップで冷やかす回答。



クラシックなんて 


死んだ音楽のコピーバンド だと........。









音楽の先生は、こう質問した。





先生「今日の朝食は何だった?」

生徒「茹で卵とポテト、親父が屁こいてたぜ。」


会話は続き ......





クラス内は、大爆笑に包まれた。





先生は、きり出した。




先生「今の会話をオルガンで弾いてみろ!」



突然で困った生徒は、ゆわれたまま

弾いた。



そして繰り返し弾かせ



その他の生徒にも 異なる楽器で

即興でオーケストレーションを指示した。




演奏が続くに連れ

生徒達は 笑顔に変わっていった。





ホーンセッションの「屁」の部分がツボだったようだが







録音した演奏は、


まるで永遠に生き続ける

孔雀のようであった。







後日、


録音を聞いた校長は、生きている音楽に涙した。








もちろん


「親父の屁」のことは話していない。


















あとがき.......











題「キャリーネイション症候群」












DVがどうちゃら、

ワイドショーを見ると 主張側が

部下にDVしているように思えます。









精神科に処方される抗精神病薬が

効き目が切れて









暴力的になっているとしか思えないです。











......はっきり言うと ジャンキー。












極端なケースですが

DV主張に 違和感があり 精神鑑定が

必要なくらいだと思います。










「飲んだら乗るな!アクセルとブレーキ」






..... 視聴者 なめんなよ🐈










スピンオフ短編「キッツアン 」

  • 2018.03.18 Sunday
  • 20:10






〜フィクションです〜






キッツアンは悩んでいた。


幼少時 育った 神戸で震災に遭い。






両親の離婚後 旧姓に戻し


引っ越しした福島でも地震。







キッツアンは、


再び  引っ越しを考えていた。








自分の行き先に地震がおこるのは


運命であると感じて.......。











しかし キッツアンは 懲りずに





他人の「自由」を奪い続けるのである。













自分を神のように感じ始めた頃から



キッツアンは、

身体の自由がきかなくなった。









他人の自由を奪い続けていた



キッツアンは、

今も 「剣も十字架」も 持ち合わせていない。












キッツアンは、自由が欲しかった。








他人の自由を奪ってでも........。














あとがき........






「キッツアン」


短編「Fire disease 」より
http://alan-smithee.com/?eid=5278










EX)







M 5.0 - 57km SSE of Hasaki, Japan
「2018-03-19」 02:45:09 UTC
35.286°N   141.157°E


https://www.nikkansports.com/baseball/news/201803190000556.html









短編「カレー学園」

  • 2018.03.11 Sunday
  • 19:39






〜フィクションです〜






与党カレーの本社にマスコミがおしかけて来た。



なんでも  .....


賞味期限が切れたトンカツが出回り

食中毒が発生したらしい。







与党カレーの工場では、


髪の毛が1本落ちただけで サイレンと共に


操業を一時停止して 厳格なチェック体制。





賞味期限が切れたトンカツなんて

出回るはずがないのである。










社長は、徹底的に卸業社へ出向いた。




どうやら 野党社が 賞味期限の切れたトンカツを

破格の値段で減価償却していたようである。






さらに野党スーパーも これまでの不正がバレないように


与党カレーへの批判を始めた。








身に覚えのない食品偽装で


追い詰められた社長は、










野党スープカレーの存在を知る。


人気メニューは 野党グリーンカレー。











本店は、北海道



本社は 静岡にある。













数日後、犯人が出頭してきた。


廃棄処分のトンカツをゴミ箱から

窃盗していたらしい。



毒を混ぜようとは思っていなかったと自供。












しかし、不自然なのは



犯人は遠く離れた静岡出身であった。













社長は、野党スープカレーの


トンカツの味で確信していた。

















あとがき..........












政治家さんのお昼ご飯は









どんなのでしょうね。















そんなの言えないですよね。
















「けど容赦なく冷酷に八百長が吹っ飛んでますよ。」













短編「Fire Disease」

  • 2018.03.09 Friday
  • 20:18






〜フィクションです〜








大学に入学できた男は、


クラスメイトの三人の友人ができた。





宮城-福島県境 出身の  小沢博之

(あだ名:キッツアン)


熊本県出身の  松下直人


そして 同郷出身の  西川邦夫






しかし、日に日に 三人は男から離れていき


試験前の資料も回さないようになった。


ついに 男は留年することになった。







一学年下がり、そこには西川邦夫の弟


「由紀夫」がクラスメイトにいた。







なぜか西川由紀夫は、最初から接して

来なかった。









卒業し 帰郷した。



実家は引っ越ししており 本籍地を訪ねると


なんと 先に卒業した西川兄弟が住んでいた。


明らかに偶然ではありえない。









バックトゥザフューチャーのように


男に学生時代の記憶が蘇って来た。









たしか 兄の西川邦夫 が 入学数ヶ月後、


急性の心身疾患で パニック症候群に陥った。



毒を盛られ、俗に言う 火病のような状態。



なぜか 松下直人と、キッツアンは、隠すように 


男から西川邦夫を遠ざけようとしていた。







そして あの三人とは 疎遠に。








同様に疎遠になり資料が回らず


留年が決まった 福島県出身 本田昭一は 


車内で焼身自殺した。




他界する前夜、最後に話したのは男だった。


同じ境遇が仲を取り持っていたのかもしれない。






翌日の全校集会で 担当教授は 

学生同士の責任だと叱責しながら


本田君の名前を ホンマ君と間違え続けた。









事件 数ヶ月後、


学長と教授は、事件を もみ消すかのように退陣。













数年後、あの事件前のように


国政は、政権交代......闇の時代へ。










男は 野党支持者だったキッツアンと松下直人の


未来への危険を胸騒ぎで感じていた。








実は 学校財団 は、 野党の資金源で



あの福島県と熊本県の二人は


反比例な 北海道と静岡県に.......
















2010年 福島で大地震が発生した。










あの二人の退陣から


男は 自由を取り戻した。
















あとがき........










類似事件: カヌー薬物混入事件












ほぼ実話。



子守歌

「キッツアンのような そんな事したら〜🎵」



















映画「海は見ていた」



江戸・深川の岡場所にある日、一人の若い侍(吉岡秀隆)が逃げ込んでくる。刃傷沙汰を起し追っ手に追われているという。自らの居室にかくまった娼婦のお新(遠野凪子)は、その後も何かとお新の元に通う侍に恋をするが、若侍はただ居心地がいいから通っていただけで恋心など毛頭ない事を知り打ちひしがれる。やがて、貧困ゆえに過酷な人生を歩んできた町人・良介(永瀬正敏)と再び恋に落ちるが、ある嵐の夜、置屋で度々問題を起していた客が娼婦の姉さん分である菊乃(清水美砂)をめぐって暴れだす。そこに居合わせた良介は人の良さから止めようとして問題を起した男と激しく揉み合い殺してしまう。誰の目にも非は問題の男にあることは明白であったが、役人の処罰は必至であり、既に将来を約束するお新と良介は一転、悲劇へと突き落とされてしまう。しかし、折からの豪雨が激しさを増し、海から溢れた水がついには岡場所全体を飲み込んでしまう。お新・菊乃・良介はそれぞれ避難するが、見渡す限り水没した町の景色は、まるで、過酷な人生を歩んできた二人を海が見守っていたかのごとく、事件の証拠を全て隠してしまうのであった。











他界した 福島県出身 本田昭一(仮名)さん


私を信用してくれて 

最後に話してくれたことを 

今も忘れていません。


彼は ダウンタウンが大好きでした。






東北震災で亡くなられた


全ての被災者様の


ご冥福を再び 心よりお祈りいたします。










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